先月から通院されている患者さんに、
「3~4年前に整形外科で脊柱管狭窄症だといわれたのに、今年また診てもらったら坐骨神経痛だと言われて、よくわからない。」
というお話を伺いました。
「坐骨神経痛」とは、さまざまな原因によって坐骨神経が刺激を受けたり圧迫されることによって発生する痛み、しびれ、まひなどの症状のことです。
ですので、「脊柱管狭窄症で坐骨神経痛の症状が出てしまっている」ということですね。
一番神経痛をイメージしやすいのは、学生の頃など誰でも一度は経験する、背もたれに肘の内側をぶつけて肘から小指に電気が走るやつ、アレです。あの現象は肘関節の内側の皮膚のすぐ下を走る尺骨神経への打撃によるビリビリ感です。
打撃によるものは数分で良くなりますが、何らかの理由で圧迫されている状態のままではずっとしびれっぱなしです。
ですから、ゆがみを取って圧迫されている状態を改善していけば神経痛も改善されていく,というわけですね!